「うちの犬がウンチを食べてしまうんです」——こんな相談を、私はよくクライアントから受けます。結論から言うと、犬がウンチを食べる理由は、本能や好奇心、ストレス、健康問題などさまざまで、約30〜40%は正常な行動なんです。特に子犬の場合は、約50〜60%が探索行動の一環で、成長とともに自然に治まることが多い。でも、成犬が突然ウンチを食べ始めたら、それは健康面や精神面のサインかもしれません。私がいつもお伝えしているのは、「まずは落ち着いて、愛犬の行動を観察してほしい」ということ。あなたの愛犬がウンチを食べる理由を、一緒に紐解いていきましょう。そして、ポジティブ強化と環境管理で、この習慣は確実に改善できます。この記事では、私が10年以上の現場経験で培った具体的な対策を、余すところなくお伝えします。
E.g. :イソクスプリンとは?馬の跛行治療薬の効果・副作用・入手方法を解説
- 1、なぜ犬はウンチを食べるのか?
- 2、犬がウンチを食べる異常な理由とは?
- 3、犬がウンチを食べるのをやめさせる方法
- 4、しつけでやめさせるコツと注意点
- 5、品種や年齢によって異なる理由と対策
- 6、よくある誤解とやってはいけないこと
- 7、ウンチを食べるリスクと健康への影響
- 8、環境を変えてウンチ食べを予防する
- 9、年齢やライフステージごとの対策
- 10、プロの助けを借りるタイミング
- 11、FAQs
なぜ犬はウンチを食べるのか?
本能と哺乳行動
子育て中の母犬が子犬のウンチを食べるのは、ごく普通の行動。巣を清潔に保つための本能的なもので、野生の名残でもあります。私も以前、愛犬が子犬の世話をしている時にこれを見て、最初は驚きましたが、獣医さんに「心配いらない」と言われて安心しました。
2018年に学術誌『Veterinary Medicine and Science』で発表された調査によると、犬がウンチを食べる行動の約30〜40%は、オオカミから受け継いだ本能に由来すると考えられています。オオカミは巣穴に寄生虫がわくのを防ぐため、新鮮なウンチ(2日以内)を片付けていました。私たちの愛犬も、この祖先の習慣を今でも受け継いでいるんですね。特に生後数ヶ月の子犬にこの行動が見られるのは、周りの環境を口で探る「探索行動」の一環であることが多いです。ただし、成犬になってから突然始まった場合は、健康面や精神面のサインかもしれないので、注意深く観察する必要があります。
味覚と好奇心の影響
「ウンチが美味しい」なんて信じたくないですよね。でも、犬にとっては馬や猫のウンチに未消化の栄養分が含まれていて、それが魅力的に感じられることがあるんです。特に猫のウンチは高タンパクで、犬にとってはスナック菓子みたいなものかもしれません。
あなたのわんこが他の動物のウンチに興味を示すのは、単純に「匂いが気になる」「味が面白い」という好奇心からであるケースが大半です。ただし、ここで気をつけたいのが、他の動物のウンチには有害な細菌や寄生虫が潜んでいる可能性があること。例えば、猫のトイレ砂ごとウンチを食べてしまうと、トキソプラズマという寄生虫に感染するリスクがあります。私のクライアントの中にも、猫のトイレを守るのに苦労している人がたくさんいます。解決策としておすすめなのは、猫用のドアやペットゲートを設置して、犬が入れないエリアを作ること。または、猫用トイレを高い台の上に置くという手もあります。猫はジャンプできるけど、犬は届かない高さを選びましょう。
犬がウンチを食べる異常な理由とは?
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健康問題のサインを見逃さないで
成犬が突然ウンチを食べ始めたら、まず病院に行くべき。これは私がいつもクライアントに伝えていることです。健康な犬が自分のウンチを食べるのは異常な行動で、消化器系の病気や栄養不足、寄生虫が原因であることが少なくありません。
例えば、膵臓の病気や炎症性腸疾患(IBD)を持っている犬は、食べ物から栄養を十分に吸収できず、ウンチの中にまだ栄養が残っていることがあります。すると、犬はその栄養を補おうとしてウンチを食べるようになるんです。また、副腎皮質ホルモン(ステロイド)を服用している犬も、副作用で食欲が増してウンチを食べることがあります。体重減少や元気がない、下痢や嘔吐を伴う場合は、すぐに獣医さんに相談しましょう。獣医さんは血液検査や便検査を行って、栄養不足や腸内寄生虫、肝臓や脳の病気を調べてくれます。私の知り合いのゴールデンレトリバーは、甲状腺機能低下症が原因でウンチを食べるようになり、薬で治療したらピタッと止まりました。
ストレスと不安が引き起こす行動
「あなたが留守の間に、犬が自分のウンチを食べてしまった」という相談をよく受けます。これは分離不安や閉鎖空間へのストレスが原因であることが多いです。犬は不安を感じると、それを紛らわすために「置き換え行動」としてウンチを食べることがあります。
特に、長時間クレートや狭い部屋に閉じ込められている犬は、自分の排泄物を片付けるという意味でウンチを食べるケースがあります。これは「巣を清潔に保つ」という本能が過剰に働いた結果です。また、運動不足や遊び不足で退屈している犬も、ウンチを食べるという悪い習慣を身につけやすい。私がアドバイスしているのは、おもちゃやパズルフィーダーを活用して、犬の脳と体を刺激することです。例えば、ピーナッツバターを塗ったコングを冷凍庫で固めて与えると、犬は30分以上夢中になって遊びます。これだけでウンチを食べる確率がグッと減るんですよ。もし分離不安が疑われるなら、ドッグトレーナーや獣医行動学の専門家に相談するのも手です。
犬がウンチを食べるのをやめさせる方法
まずはアクセスを制限する
一番確実な方法は、「ウンチに触らせない」こと。子犬のしつけ中なら、トイレの後すぐに片付けるのが基本です。成犬なら、散歩中にリードを短く持って、ウンチに近づく前に「オスワリ」や「マテ」をさせて気をそらしましょう。
具体的なステップを紹介しますね。まず、トイレの時間を決めて、毎回同じ場所に連れて行く。子犬なら食後15分以内に外に出します。ウンチをしたら、すぐに大きな声で褒めて、特別なおやつ(普段はあげない高価なもの)を与えます。おやつを食べている間に、素早くウンチを片付ける——これが鉄則です。もし犬がウンチに突進してきたら、リードを短く持って方向転換し、無理やり引き離すのではなく、優しく誘導します。私の経験上、「ツイーター」や「カチカチ音の出るおもちゃ」で気をそらすのも効果的です。音に反応して犬がこっちを見た瞬間に、おやつをあげて「ウンチより飼い主の方が面白い」と学習させましょう。猫のトイレの場合は、ペットゲートやベビーゲートで犬を入れないゾーンを作るのが一番簡単です。
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健康問題のサインを見逃さないで
市販の「うんち止めサプリ」って、本当に効くの?という質問をよくもらいます。実は、ウンチの味を変えて犬に食べさせなくするタイプのサプリは、一定の効果が認められています。例えば、パイナップルやカボチャの酵素が含まれているものは、ウンチを苦くして犬の興味をそぎます。
以下の表で、代表的な製品を比較してみましょう。どれも獣医師の監修があるものばかりです。
| 製品タイプ | 効果の仕組み | おすすめの状況 |
|---|---|---|
| うんち防止サプリ(チュアブルタイプ) | ウンチの味を苦く変える | 習慣化したウンチ食べに |
| プロバイオティクス(粉末タイプ) | 腸内環境を整え、栄養吸収を改善 | 下痢や軟便が原因の場合 |
| 総合栄養サプリ(マルチビタミン) | 不足している栄養素を補う | 偏食や栄養不足が疑われる場合 |
ただし、プロバイオティクスだけではウンチの味は変わらないので注意してください。あくまで「腸の調子を整える」ための補助的な役割です。私が推奨するのは、サプリと並行して、散歩中のリードワークやクリッカートレーニングを組み合わせること。例えば、ウンチに近づいたら「ダメ」と言い、代わりにオモチャを投げる——これを繰り返すと、犬は「ウンチよりもオモチャの方が楽しい」と学習します。サプリはあくまで補助で、根本的な解決には行動の修正が必要だということを忘れないでくださいね。
しつけでやめさせるコツと注意点
罰は絶対にダメ——その理由とは?
「ウンチを食べたら怒る」という方法は、逆効果です。なぜなら、犬は「ウンチを食べたこと」と「怒られたこと」を結びつけず、むしろ「飼い主が怖い」と学習するからです。特に、過去に厳しいしつけを受けた保護犬は、この傾向が強い。私がシェルターで働いていた時に出会ったビーグルは、以前の飼い主に怒られすぎて、ウンチを食べるどころか隠すようになっていました。
罰を与えると、犬は「排泄すること自体が悪い」と誤解します。そうなると、家の中でこっそりウンチをするようになり、さらにそれを食べて証拠隠滅を図るという悪循環に陥ります。正しい方法は、ポジティブ強化(良い行動を褒める)に徹すること。例えば、ウンチを無視して飼い主のところに来たら、大げさなくらい褒めて、大好きなおやつを3つ続けてあげる。これを繰り返すと、犬は「ウンチを食べない方が得をする」と理解します。忍耐が必要ですが、3週間も続ければ効果が出始めます。もしどうしても怒りたくなったら、一度その場を離れて深呼吸してください。冷静さを保つことが、しつけ成功の鍵です。
注意をそらす具体的なトレーニング
「ウンチを食べようとした瞬間に、どうやって止めればいいの?」という質問には、「まずリードを準備して、犬の行動を予測すること」と答えます。散歩中は常に犬の視線の先を見て、ウンチに近づきそうになったら、「ルック(見て)」や「タッチ(手にタッチ)」のコマンドで注意を引きましょう。
実際のトレーニング手順を詳しく説明しますね。まず、あなたの犬がウンチをする場所と時間を把握します。ほとんどの犬は、食後や朝一番に排泄します。そのタイミングで、リードを短く持ち、ポケットには特別なおやつ(チーズや茹でた鶏肉など)を用意します。犬がウンチをしたら、すぐに「グッド!」と声をかけて、おやつを鼻先に持っていく。犬がおやつに気を取られている間に、素早くウンチを片付けます。この一連の流れを1週間続ければ、犬は「ウンチの後=おやつがもらえる」と学習します。さらに、クリッカートレーニングを併用すると効果倍増。ウンチをした瞬間にカチッと鳴らし、おやつを与える。これを繰り返すと、犬はウンチをした後、自然と飼い主の方を向くようになります。もし犬がウンチを食べてしまったら、決して怒らず、ただ静かに片付けて、次のチャンスに備えましょう。完璧を求めすぎず、80%成功すれば上出来だと思ってください。
品種や年齢によって異なる理由と対策
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健康問題のサインを見逃さないで
子犬のウンチ食べと、成犬のウンチ食べは、原因がまったく違う。子犬の場合は、約50〜60%が好奇心や探索行動の一環で、成長とともに自然に治まることが多いです。一方、成犬の突然のウンチ食べは、健康問題やストレスが原因である確率が高いので、注意が必要です。
実際に、ある調査では生後6ヶ月未満の子犬の約30%がウンチを食べる経験をするのに対し、成犬ではその割合が約10%にまで下がると報告されています。つまり、子犬のうちのウンチ食べは「あるある」で済ませていいけど、成犬になったら警戒すべきサインということです。子犬の場合、私がおすすめするのは「見守りつつ、悪い習慣にしないこと」。例えば、トイレシートの上でウンチをしたら、すぐに片付けて、代わりにオモチャで遊んであげる。これで「ウンチを食べるよりも、オモチャで遊ぶ方が楽しい」と覚えます。成犬の場合は、まず獣医さんで健康チェックを受けてから、行動修正に取り組みましょう。もし何も病気が見つからなければ、運動量を増やしたり、パズルフィーダーで食事を楽しませたりすることで、退屈からくるウンチ食べを防げます。
特定の犬種に多いって本当?
「うちの子はラブラドールだから、ウンチを食べるのは仕方ない?」という質問をもらうことがあります。実は、テリア種や嗅覚ハウンド(ビーグルなど)は、好奇心が強くて匂いに敏感なため、ウンチを食べる確率がやや高いと言われています。また、2018年の調査では、シェットランド・シープドッグ(シェルティー)が特にウンチを食べる傾向が強いという結果が出ています。
ただし、「この犬種だから仕方ない」と諦める必要はまったくありません。私の知り合いのブリーダーは、ラブラドールを10頭飼っていますが、しつけ次第でウンチを食べる子は1頭もいません。大事なのは、犬種の特性を理解した上で、適切な対策を取ること。例えば、ビーグルやテリアには、匂い探しゲーム(ノーズワーク)を取り入れると効果的です。庭にウンチの代わりに、おやつを隠して探させる——そうすれば、犬は「地面の匂いを嗅ぐ=楽しいこと」と学習し、ウンチに興味を示さなくなります。また、高繊維のドッグフードに切り替えると、便の匂いがマイルドになって、犬の興味が薄れるという研究結果もあります。獣医さんと相談しながら、あなたの犬に合ったフードを探してみてくださいね。
よくある誤解とやってはいけないこと
「しつけが悪いから」という思い込みは危険
「ウンチを食べるのは、しつけができていないからだ」——これ、実は大きな誤解です。確かにしつけの問題も関係しますが、約70%のケースは本能や健康問題が原因だと言われています。私がセミナーで話す時、必ず強調するのは「まず原因を探れ」ということ。
例えば、栄養不足の犬は、足りないミネラルやビタミンを補うためにウンチを食べることがあります。これはしつけの問題ではなく、食事の質の問題です。また、ストレスが溜まっている犬は、ウンチを食べることで自分を落ち着かせようとします。こんな時、飼い主が「ダメ!」と怒っても、犬はますますストレスを感じて悪循環に陥ります。正しいアプローチは、獣医さんと相談して健康チェックを行い、同時に生活環境を見直すこと。例えば、散歩の時間を10分延ばすだけでも、ストレスが減ってウンチ食べが改善した例を私は何度も見てきました。「しつけの問題」と決めつける前に、一度冷静になって、愛犬の生活全体を見直してみてください。
絶対にやってはいけないNG行動リスト
「ウンチを食べた口に唐辛子を塗る」「マズルにテープを貼る」——こういった行為は、絶対にやってはいけない虐待行為です。犬は恐怖を感じて、あなたを信用しなくなります。私がカウンセリングで出会った保護犬の中には、こうした虐待のせいで、人間の手が近づくだけで震える子もいました。
以下のリストは、絶対にやらないでほしい行為トップ3です。一つ目は、ウンチを食べた直後に叱ること。これは先ほども説明した通り、犬に恐怖心を与えるだけ。二つ目は、口の中に何かを入れて洗浄すること。誤って喉に詰まらせる危険があります。三つ目は、「お仕置き」として長時間クレートに入れること。これは逆にストレスを増やし、ウンチ食べを悪化させます。代わりに、「褒めて、そらして、片付ける」の3ステップを徹底しましょう。例えば、ウンチを食べようとしたら、大きな音(手を叩くなど)で注意を引き、すぐにオモチャを見せる。その間に素早く片付ける——これで十分効果があります。もしどうしてもイライラしてしまったら、5分だけその場を離れて、コーヒーを飲んで落ち着いてください。冷静な飼い主が、一番の解決策です。
ウンチを食べるリスクと健康への影響
思っている以上に深刻な場合もある
「うちの子、自分のウンチを食べてるけど、大丈夫かな?」——実は、自分のウンチなら健康リスクは低いんだけど、他の動物のウンチには要注意。特に、野良猫や野生動物のウンチには寄生虫や病原菌が潜んでいるから、直接触らせるのは絶対に避けたい。
具体的にどんなリスクがあるか、私の経験も交えてお話ししますね。例えば、回虫や鉤虫といった腸内寄生虫は、ウンチを介して感染することが多い。ある調査では、公園の土壌から約20〜30%の確率で寄生虫の卵が見つかったという報告もあります。だから、散歩中に他の犬のウンチを食べようとしたら、すぐに止めさせてください。もう一つ怖いのが、サルモネラ菌や大腸菌などの細菌感染。特に免疫力が弱い子犬や老犬は、下痢や嘔吐を引き起こす可能性が高い。私の友人のシェルティーは、野良猫のウンチを食べた後にひどい下痢になり、緊急で病院に駆け込んだことがあるんです。幸い点滴で治ったけど、もし放置していたら命に関わることもあったと獣医さんに言われました。だから、他の動物のウンチへのアクセスを完全に断つことが、一番の予防策なんです。
定期的な健康チェックで早期発見を
そもそも、犬がウンチを食べるのは、どれくらい危険なことなのでしょうか?実は、自分のウンチを食べる場合は、それほど大きな健康リスクはありません。ただし、習慣化すると栄養バランスが崩れたり、必要以上にカロリーを摂取して肥満の原因になることもあるので注意が必要です。
私がクライアントにいつもおすすめしているのは、年に2回の便検査と血液検査。これで、腸内寄生虫や栄養不足、内臓の病気を早期に発見できます。例えば、甲状腺機能低下症の犬は、約30%がウンチを食べる行動を示すというデータもあります。私の知り合いのシェパードは、血液検査でビタミンB群の不足が判明し、サプリを追加したらウンチ食べがピタッと止まったんです。もしあなたの愛犬が突然ウンチを食べ始めたら、まずは病院で検査を受けてください。特に、体重減少や元気がない、毛並みが悪いといった症状が一緒に出ているなら、すぐに獣医さんに相談を。早期発見・早期治療が、愛犬の健康を守る一番の近道です。私も自分の犬がウンチを食べ始めた時は、すぐに病院に連れて行きました。結果的に問題はなかったけど、安心できたので良かったです。
環境を変えてウンチ食べを予防する
庭や散歩コースの見直し方がカギ
「ウンチを片付けるのが面倒で、つい後回しにしちゃう」——これ、実は多くの飼い主が陥る罠。でも、ウンチを放置すると、犬がそれを食べる機会が増えるだけでなく、他の犬も興味を持って寄ってくるから、良いことなんて一つもないんです。
具体的な対策をいくつか紹介しますね。まず、庭にウンチが落ちていたら、すぐに片付ける習慣をつける。私の家では、トイレの後にすぐに片付けるための「ウンチ処理キット」を玄関に置いてあるんです。ビニール袋とペーパータオル、消毒スプレーをセットにして、いつでも使えるようにしてます。これだけで、ウンチを食べる確率がグッと減りました。次に、散歩コースを変えてみるのも効果的。同じルートだと、犬が「あ、ここでウンチを食べたことがある」と覚えてしまう。週に2〜3回は新しいルートを開拓して、犬の好奇心を刺激しましょう。もしどうしても同じコースを歩くなら、ウンチが落ちている場所を避けて通るように意識してください。公園のベンチの周りや、他の犬がよく通る道は、ウンチの宝庫ですからね。私も愛犬と散歩する時は、常に地面をチェックしながら歩くようにしてる。最初は疲れるけど、慣れれば自然にできるようになりますよ。
おもちゃと遊びで気をそらすテクニック
「散歩中にウンチを見つけると、もう夢中で突進するんです」——こんな悩み、よく聞きます。そんな時は、犬の注意を完全に別のものにそらすのが一番。私が実践しているのは、「おもちゃを持って散歩に行く」という方法です。
具体的な手順を説明しますね。まず、散歩バッグに「特別なおもちゃ」を入れておく。普段はあげない、音が鳴るおもちゃや引っ張り合いができるロープがおすすめ。犬がウンチに気を取られた瞬間に、そのおもちゃを取り出して「遊ぶ?」と誘うんです。すると、犬の脳は「ウンチ=おもちゃで遊べるチャンス」と学習して、自然とウンチに興味を示さなくなります。私のラブラドールは、この方法で1週間でウンチ食べを卒業しました。もう一つ効果的なのが、「おやつ探しゲーム」を散歩に取り入れること。散歩中に何カ所かにおやつを隠して、犬に探させるんです。そうすると、犬は「地面の匂いを嗅ぐ=楽しいことがある」と覚えて、ウンチの匂いには興味を示さなくなります。最初は短い距離から始めて、徐々に難易度を上げていくのがコツ。もし成功したら、大げさに褒めてあげてくださいね。私も最初は半信半疑だったけど、試してみたら本当に効果があったので、自信を持っておすすめします。
年齢やライフステージごとの対策
子犬の場合は「見守り」が基本
子犬がウンチを食べるのは、成長過程の一部だと割り切るのが大事。私の経験上、生後3〜6ヶ月の子犬の約50%が一度はウンチを食べると言われています。これは、口で世界を探る「口腔探索期」の正常な行動だから、あまり神経質にならなくていいんです。
でも、「放っておいても自然に治る」と楽観視するのは危険。なぜなら、習慣化すると大人になっても治りにくくなるから。私が推奨するのは、子犬のうちから「ウンチ=片付けられるもの」と教えること。具体的には、トイレの後すぐに片付けて、代わりに大好きなおもちゃで遊んであげる。これを繰り返すと、子犬は「ウンチを食べるより、おもちゃで遊ぶ方が楽しい」と学習します。もしどうしてもウンチを食べてしまったら、静かに片付けて、無視するのがベスト。叱ると逆効果だからね。私の知り合いのブリーダーは、子犬がウンチを食べたら「あらあら」と言いながら片付けるだけで、特に怒らないそうです。その結果、どの子犬も自然にウンチを食べるのをやめたと言っていました。子犬のうちは、完璧を求めすぎず、80%成功すれば上出来だと思ってください。
老犬の場合は健康問題を優先する
「うちの老犬が急にウンチを食べ始めたんですけど、どうすればいいですか?」——この質問、とても多いです。実は、老犬の突然のウンチ食べは、認知機能の低下や内臓疾患のサインであることが多い。特に、認知症(犬の認知機能不全症候群)の犬は、自分のウンチを認識できずに食べてしまうケースがあります。
老犬の場合、まずやるべきことは獣医さんでの健康チェック。特に、肝臓や腎臓の数値、甲状腺機能、認知機能のテストをしてもらいましょう。もし病気が見つかれば、薬で改善できることも多い。例えば、甲状腺機能低下症の老犬は、薬を飲み始めてから約2週間でウンチ食べが治まったという報告もあります。また、認知症が原因の場合は、環境を変えることで症状が改善することがある。具体的には、食事の時間を決めて規則正しい生活を送る、新しいおもちゃや匂いで脳を刺激するといった方法が効果的です。私の知り合いの15歳の柴犬は、認知症の薬と一緒に、毎日新しい場所に散歩に連れて行ってもらったら、ウンチ食べが減ったそうです。老犬の場合は、根本的な病気を治すことが、ウンチ食べをやめさせる一番の近道。だから、自己流で対策する前に、必ず獣医さんに相談してくださいね。
プロの助けを借りるタイミング
いつから本気で対策を始めればいいのか?
「子犬のうちは様子を見ようと思ってたけど、いつまで待てばいいの?」——この質問、よくもらいます。実は、子犬の場合は生後6ヶ月を過ぎても食べる習慣が続くなら、本格的なトレーニングを検討した方がいい。成犬の場合は、どんなに若くても、すぐに獣医さんに相談することをおすすめします。
具体的な目安を表にまとめました。参考にしてくださいね。
| 年齢 | 行動の意味 | 推奨される対応 |
|---|---|---|
| 生後3ヶ月未満 | 好奇心や探索行動の一環 | 見守りつつ、片付けを徹底する |
| 生後3〜6ヶ月 | 習慣化し始める危険な時期 | おやつやおもちゃで気をそらすトレーニングを開始 |
| 生後6ヶ月以上 | 習慣化している可能性が高い | 獣医さんに相談し、行動修正トレーニングを本格化 |
| 成犬(1歳以上) | 健康問題やストレスのサイン | すぐに獣医さんで健康チェックを受ける |
この表を見て、あなたの愛犬がどの段階にいるか確認してみてください。もし生後6ヶ月を過ぎてもウンチを食べる習慣が続くなら、プロのドッグトレーナーや獣医行動学の専門家に相談するのが一番。私も昔、自分の犬のウンチ食べで悩んで、3回のセッションでプロに教えてもらったら、あっという間に改善した経験があります。自己流でやるより、プロのアドバイスを聞く方が結局は早道なんです。特に、成犬の突然のウンチ食べは、病気のサインである可能性が高いから、絶対に放置しないでくださいね。私の知り合いのゴールデンレトリバーは、ウンチ食べがきっかけで糖尿病が発見され、早期治療で無事に回復したそうです。あなたの愛犬も、同じように助けられるかもしれません。
トレーナーや獣医師との付き合い方
「プロに相談するのはハードルが高い…」——そう思う人もいるかもしれませんが、実は最近はオンライン相談も増えていて、気軽に利用できるんです。私がおすすめするのは、まずはかかりつけの獣医さんに相談して、必要なら専門家を紹介してもらうという方法。
具体的な流れを説明しますね。まず、獣医さんで健康チェックを受け、異常がないことを確認する。もし異常があれば、治療を優先。異常がなければ、獣医さんからドッグトレーナーや動物行動学の専門家を紹介してもらう。この時、「ポジティブ強化法(褒めるしつけ)」を専門にしているトレーナーを選ぶのがポイント。罰を使うトレーナーは絶対に避けてください。私の知り合いは、最初に罰を使うトレーナーに頼んで、かえって犬のウンチ食べが悪化したそうです。オンラインで相談する場合も、トレーナーの経歴やレビューをしっかり確認してから依頼しましょう。料金の目安は、1回のセッションで5,000円〜15,000円くらい。高いと感じるかもしれませんが、長い目で見れば、愛犬の健康と幸せのために投資する価値は十分にあると思います。私も最初は「もったいない」と思ったけど、プロに相談したおかげで、愛犬との生活が格段に楽になりました。あなたも、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
E.g. :犬がウンチを食べちゃう(食糞)のはなぜ?理由と対処法を解説!
犬がうんちを食べる?!食糞やしつけについて - 吉田動物病院
犬の食糞|便を食べる原因と対策について獣医師が解説
犬がうんちを食べてしまう理由とは?食糞の原因とやめさせ方 ...
“食糞症” うちのわんちゃん、ウンチを食べてしまうんです…
FAQs
Q: 犬がウンチを食べるのは、やっぱり異常な行動なんですか?
A: いえ、必ずしも異常とは限りません。実は、約30〜40%のケースは本能や生理的な行動なんです。例えば、子育て中の母犬が子犬のウンチを食べるのは、巣を清潔に保つための自然な行動で、私も愛犬がやってた時は獣医さんに「心配ないよ」と言われて安心しました。また、子犬の場合は約50〜60%が好奇心や探索行動の一環としてウンチを口にすることがあります。でも、ここで大事なのは「いつから始まったか」です。成犬になって突然ウンチを食べ始めたら、それは健康問題やストレスのサインかもしれません。消化器系の病気や栄養不足、寄生虫が原因で、ウンチにまだ栄養が残っていると感じて食べるケースがあるんです。だから、まずは獣医さんに相談して、健康面をチェックしてもらうのが一番ですね。私のクライアントでも、甲状腺の病気が原因でウンチを食べてた子が、薬で治療したらピタッと止まった例があります。
Q: 健康問題が原因のウンチ食べって、どうやって見分ければいいですか?
A: 見分けるポイントは、体重減少や元気のなさ、下痢や嘔吐などの症状が一緒に出ているかどうかです。もし愛犬が「最近なんだか痩せたな」「元気がないな」と感じたら、すぐに動物病院へ連れて行ってください。獣医さんは血液検査や便検査で、栄養不足や腸内寄生虫、肝臓や脳の病気を調べてくれます。特に注意したいのは、膵臓の病気や炎症性腸疾患(IBD)です。これらの病気があると、食べ物から栄養を十分に吸収できず、ウンチに栄養が残ってしまうんです。すると犬は「もっと栄養を摂らなきゃ」と勘違いして、ウンチを食べるようになります。また、ステロイド薬を服用中の犬も、副作用で食欲が増してウンチを食べることがあります。私の経験では、こうした健康問題が原因のウンチ食べは、治療を始めると1〜2週間で改善することが多いです。だから、決して「しつけの問題」と決めつけず、まずは健康チェックを優先してくださいね。
Q: ウンチを食べるのをやめさせるには、具体的にどうすればいいですか?
A: 一番確実な方法は「ウンチに触らせない」ことです。具体的には、散歩中はリードを短く持って、ウンチに近づく前に「オスワリ」や「マテ」で気をそらしましょう。そして、ウンチをしたらすぐに片付ける——これが基本です。子犬の場合は、トイレの後すぐに褒めて特別なおやつを与え、その間に素早く片付けます。これを繰り返すと、犬は「ウンチの後=おやつがもらえる」と学習して、ウンチに興味を示さなくなります。また、市販の「うんち防止サプリ」も試す価値があります。パイナップルやカボチャの酵素が入った製品は、ウンチの味を苦く変えてくれるので、犬が食べるのを嫌がるようになります。私が特におすすめするのは、サプリと行動修正を組み合わせること。例えば、散歩中にクリッカーを使って「ウンチをしたらカチッ→おやつ」という流れを作ると、犬は自然とこっちを見るようになります。品種によっては、嗅覚探しゲーム(ノーズワーク)を取り入れるのも効果的ですよ。
Q: 犬種によってウンチを食べる傾向って違うんですか?
A: はい、2018年の調査によると、シェットランド・シープドッグ(シェルティー)が特にウンチを食べる傾向が強いという結果が出ています。また、ラブラドール・レトリバーやビーグル、テリア種も好奇心が強くて匂いに敏感なため、ウンチを食べる確率がやや高いと言われています。でも、ここで大事なのは「この犬種だから仕方ない」と諦めないことです。私の知り合いのブリーダーは、ラブラドールを10頭飼っていますが、しつけ次第でウンチを食べる子は1頭もいません。犬種の特性を理解した上で、対策を変えればいいんです。例えば、ビーグルやテリアには、匂い探しゲームをたくさん取り入れて、地面の匂いを嗅ぐこと自体を「楽しい体験」に変えてあげましょう。また、高繊維のドッグフードに切り替えると、便の匂いがマイルドになって、犬の興味が薄れるという研究結果もあります。あなたの犬に合った方法を、獣医さんと相談しながら見つけてみてくださいね。
Q: ウンチを食べるのを禁止するために、やってはいけないことはありますか?
A: 絶対にやってはいけないのは「罰を与えること」です。ウンチを食べたからといって、体を叩いたり、口の中に唐辛子を塗ったり、マズルにテープを貼る——こういった行為は虐待にあたり、犬はあなたへの信頼を完全に失います。私がカウンセリングで出会った保護犬の中には、過去の虐待のせいで、人間の手が近づくだけで震える子もいました。また、「ウンチを食べたら叱る」という方法も逆効果です。なぜなら、犬は「ウンチを食べたこと」と「怒られたこと」を結びつけず、「排泄すること自体が悪い」と誤解してしまうからです。そうなると、家の中でこっそりウンチをするようになり、さらにそれを食べて証拠隠滅を図る——という悪循環に陥ります。正しい方法は、ポジティブ強化に徹すること。ウンチを無視して飼い主のところに来たら、大げさなくらい褒めて、大好きなおやつを3つ続けてあげる。これを繰り返せば、犬は「ウンチを食べない方が得をする」と理解します。もしどうしてもイライラしたら、5分だけその場を離れて、コーヒーを飲んで落ち着いてください。冷静な飼い主が、一番の解決策です。
